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リアルな絵を作るために。

リアルな合成画像やイラストを製作する場合、光について正しい知識を身につけていれば格段に説得力が増す画像やイラストが製作できる・・・はずだ。

光についての知識を学ぶことでキレイなだけの画像から説得力のある画像に変わるだろう。何も考えず、ただキレイな写真を合成しただけの印象に残らない画像はもうあきた。

というわけで光について軽くメモ。もちろん博士を目指してるわけではないので、基本的な法則のみだ。

屈折率

光は物質の中を通過すると屈折する。そう空気の中でさえも。

これは誰もがわかっているかと思われるが屈折率が問題だ。どの物質はどのくらい光を屈折させるのか?これを知ることでリアルな光を演出できるはずだがアナログで再現するにはちとムズイw

  • 空気(0℃,1気圧) 1.000292
  • 二酸化炭素 1.000450
  • 水(20℃) 1.3334
  • パラフィン油 1.48
  • エチルアルコール 1.3618
  • 氷(0℃) 1.309
  • 光学ガラス 1.43-2.14
  • 石英ガラス 1.45
  • トルエン 1.49
  • ポリメタクリル酸メチル(20℃) 1.491
  • 塩化ナトリウム(食塩) 1.54
  • 水晶(18℃) 1.5443
  • アスファルト 1.64
  • ダイヤモンド 2.42

逆2乗の法則

3Dグラフィックスを製作したことのある人なら聞いたことがあるかもしれない。光の減衰の法則である。

光源から距離γだけ隔たった面に得られる照度は、1/γの二乗、に比例するという法則である。つまり光源から遠ざかると、照度は急速に低下する。

これはアナログでも活用できそうだ。まぁ感覚になってしまうが意識してるのとしていないのでは違う結果になってくるだろう。

逆2乗ということは遮るものがない限り完全な闇はないということだ。

その他知っておきたいことは反射とかだろうか。

上記であげた法則に全て従わなくてはいい画像が作れないわけではない。印象に残る絵を作るには強弱やあるはずのない光を意図的に描くことも重要だからだ。

ようはケースバイケースってところか・・・

投稿日 2007年7月 4日 19:43
カテゴリ デザイン
タグ イラスト | グラフィック
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